2016年11月25日更新

「本と。」は、一般の本屋とは違う、リトルプレスやフリーペーパーを扱っている、高砂銀座商店街にある本屋です。運営スタッフの七島倫恵さんに「本と。」への想いを語っていただきました。インタビューの日は、3歳になる娘さんと一緒でした。

紙を通してぬくもりを

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「本と。」を始めたきっかけは?

「4年前に姫路の納屋工房さんで紙フェスを開催しました。2015年に高砂の朝ごぱん市に出店し、朝ごぱん市のスタッフから、『高砂銀座商店街でチャレンジショップをしてみては?』と声をかけられ高砂市を盛り上げたいという想いから「本と。」をオープンしました」。

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 小さな子供を育てながら、本屋をどのように運営されているのですか?

「高砂は小さなころから生まれ育った町なので、商店街の方々との繋がりがありました。子供の面倒も見ていただき、地域で子育てをしてもらっています。商店街の方からは、「本と。」のことも面白がっていただいて、皆さんに助けていただいています」。

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 ほかの本屋との違いは?

「本と。」では、全国から集めたフリーペーパーやリトルプレスを扱っているそうですが、リトルプレスって何でしょうか?

「取材や印刷、営業までをすべてひとつのところで作る、少数発行の紙媒体です」。入手困難なリトルプレスも「本と。」では取り扱っているため、遠方から来られる方もいるそうです。七島さんが旅行に行った時に入手したり、ネットで直接発行者に連絡を取って、集められているそうです。

「昔から新聞を作るのが好き。紙の手触りが好きでした。旅先でチラシやフリーペーパーを見つけて、この紙という媒体を使って、人とのつながりを持てないかと想うようになりました。」手渡しのぬくもりに魅了されているのが、インタビュー中に伝わってきました。

「本と。」では、ライブラリー機能もあるのですが、図書館とは違い、本の返却期限を設けていないそうです。「期限を設けなくても、お客様との手渡しを通じたコミュニケーションの中で信頼関係が生まれるので、本は、きちんと返却されています」。

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高砂で念願だった一箱古本市を開催されたそうですが・・・

「東京で開催されている一箱古本市を地元でもしたいとずっと考えていました。2015年にやっと高砂銀座商店街で開催できました」。一箱古本市とは、本の入った段ボール箱を一人一箱ずつ持ち寄って、出店するフリーマーケットのようなものです。気軽に本の売り買いができ、本を通して人の交流が生まれるのが魅力の1つです。七島さんも「高砂で開催でき、改めて、紙を通じた人とのコミュニケーションの楽しさを感じました」と嬉しそうでした。

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今後の活動は?

「今後は地元の人や、暮らしを紹介するフリーペーパーを作りたいです。「本と。」としてのイベント企画も考えています。自分たちが楽しみながら、紙のあたたかさや魅力を伝えたいです。そして高砂の良さを、他の地域の人に感じてもらいたい」。と力強く話して頂きました。「自分の住んでいる町に、誇りや価値を見出せるような活動ができればと思っています」と、夢を語る姿は輝いていました。今後の活躍がとっても楽しみです。

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「本と。」
高砂市高砂町鍛冶屋町1408
HP  https://twitter.com/honto_takasago
TEL 080-9126-2627

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七島倫恵さん(「本と。」)のワークショップ