

つながる施設「かこむ」
活動仲間との打ち合わせや待ち合わせ、お仕事や部活の帰りにちょっと勉強、地域のイベントやボランティアの情報集め、交流会イベントへの参加、小さなお子さまと一緒に休憩、活動ややってみたいことの相談、特に用事はないけど行ってみる…
当施設は、新しい出会いや学び・多様なつながり・一緒に成長をしていける場所です。
「かこむ」が目指す地域像(右図)の起点となるよう、東播磨地域で様々な活動をされている皆さんの活動を支え、心地よく活動できる場所をつくり上げたいと、日々思い描きながら運営をしています。


コンセプト
2021年からの5期目は「新しい自分と出会える施設」をコンセプトに運営しています。これからの時代の豊かさや新しいライフスタイルとは何かを県民とともに模索し、一人ひとりの選択肢を広げ、時代の変化に対応する新たな生活創造活動の支援に取り組んでいます。
「かこむ」の主な事業内容

貸室運営
サークル活動や教室など、多種多様な用途や目的に合わせて有料・無料施設を使うことができます。「かこむ」で活動を始めてみませんか?

活動支援
「つながり」「拠点」「広報(発信)」の3つの面から、「かこむ」がみなさんの活動をサポートします。活動が広がるきっかけに出会えます!

相談・コーディネート
「かこむ」には多くの活動が集まります。新しい趣味やボランティアを始めたい!活動を立ち上げたい!などお気軽にご相談ください。
私たちはコミュニティ・コーディネーターです。
「かこむ」が大切にしたい7つのこと
冒頭で描いている地域像を目指し、活動の循環を生み出す起点となるよう、「かこむ」スタッフはコミュニティ・コーディネーター(CC)として、以下の7つを大切にして運営しています。

できるかもから
はじめよう
わたしたちは、どんなときも「できません」ではなく「できるかも?」からはじめます。

つながるからこそ
広がる
つながるからこそ「できること」も「とどける範囲」も広がります。

たのしくなくっちゃ
「かこむ」じゃない
「かこむ」では、みんなのたのしいを大切にしています。どんなときもたのしいを追求します。

対話から
生み出そう
ルールはみんなでつくろう。対話によって「かこむ」の使い方を決めていこう。

わけない
まぜよう
違う世界と出会い、掛け合わせれば、活動の可能性は無限大に広がります。

ええあんばいで
おせっかい
ジリツするためには絶妙なタイミングで手をはなすことも必要です。

見つけた「いいね」を
言いふらそう
「かこむ」は情報発信源。毎日起こる様々なドラマ、心が動いた瞬間を言いふらそう。
「かこむ」のロゴと愛称
皆さんの活動が高まる願いを込めた上向きの矢印と、リビングのような居心地の良い雰囲気の施設を象徴する「家」をモチーフとしています。皆さんが使われる場所は、同じ思いを持って活動をされている方々にとっても、想いを実現する大切な「家」でもあります。
皆さんと一緒に、「かこむ」の『それぞれの部屋』を共に楽しめる「家」のように利用してもらえればと想っています。

愛称である「かこむ」は、市民のみなさまからの応募(総数333点の中)から選ばれたもの。加古川を中心とする地域づくりをイメージした「かこむ=加古夢」という意味が込められています。
沿革
2008年4月に兵庫県の「生活創造センター」構想の一環として、兵庫県加古川総合庁舎1・2階部分に創設されました。 その後、2009年度からは特定非営利活動法人シミンズシーズが指定管理者として選ばれて以来、東播磨のみなさんとともに活動を深化させています。
指定管理第1期(2009-2011年)のコンセプトは「きっかけはかこむから」。より多くの方々に来ていただき、顔見知りになることに徹しました。2期目(2012-2014年)は「つながる施設かこむ」、3期目(2015-2017年)は「つながりから発展する」、4期目(2018-2020年)は「東はりま暮らしを楽しむ拠点」、そして5期目(2021年-)は「新しい自分と出会える施設」と、時流や状況に応じてコンセプトを変化させながら運営しています。
生活創造とは
大量生産、大量消費の時代は終わり、経済効率よりも生活の質を重視する成熟社会に、私たちは足を踏み入れました。
学んだことを生かし、自分を高め、くらしを高め、社会参加活動を展開することを通じて、さらに新しい学び、活動につながる…このようにして、一人ひとりが自らの生活の中で、成熟社会にふさわしいライフスタイルを創造していこうとする取り組みを、兵庫県では、「生活創造活動」と呼び、支援しています。